「僕の夏が始まる」公演 山内瑞葵 生誕祭(2020.11.18)
ずっきーの生誕祭は今年もキャンセル待ちだった。これで4年連続と記録を更新してしまった。キャンセル待ちの番号は149→56→34→11と少しずつ良くなっている。来年こそは普通に当選したい。
キャンセル待ち11番なら例年なら確実に入れる番号であるが、今年はコロナの影響で劇場の定員が半分の125人になっていて、一般枠がなくて98のような権利持ちか有料会員しか応募資格がないので、当選繰り上がりの人数も少なくなると思われる。当日までどうなるかわからない感じ。
チケセンで事前キャンセルの番号は5枚単位で反映されるようになっているのだが、なかなか番号が進まず、当日の昼頃になってようやく5枚まで進んでいた。
仕事を抜け出して、9か月ぶりにAKB48劇場に到着。劇場のスタッフが現時点でキャンセル待ちは7番まで入れるという案内をしていた。
18時になり、キャンセル待ちの番号の呼び出しがはじまった。受付前でドキドキしながら待っていると、自分の番号が呼ばれ、一安心。最後は18番くらいまで呼ばれた気がする。
受付でチケットを購入し、ロビーに移動するところで生誕祭のパンフレットを渡される。
普段は10名ずつ列を作るのだが、定員が半分になった今は5名ずつ並んでいる。
ビンゴ抽選がはじまったが、自分の列の番号がなかなか呼ばれない。これは優勝あるかと思ってきたところで、後ろから3番目でようやく呼ばれる。
劇場に入場すると、当然席は立ち見しか空いていなかった。どこの席が空いているかわかるように、立ち見エリアには足元に四角い枠が描かれていた。上手中央ブロック2列目の上手端がなぜかひとつだけ空いていたので、そこに決める。
柱があまり邪魔にならない、中央ブロックで観たいと思っていたので、予想してたよりも良い位置。立ち見の人数が少ないので、視界も悪くない。
開演の時間になってOvertureが流れる。ずっきーソロコングッズのリボンのペンライトを付けようとしたが、接触が悪いのか上手くいかなかった。自宅で試したときは正常に動作してたのに…。あきらめて、手拍子とうちわだけにする。
ずっきーはモバメで今年の生誕祭はアイル公演と僕夏公演のどちらがいい?と質問していたが、ずっきーの選択は僕夏公演だった。こちらのほうが編成の自由度が高く、仲良いメンバーといっしょにできるという判断かもしれない。今日の公演は、同期のメンバー4人に加えて、ゆいりーもいる。
8人公演なので、ずっきーはユニット曲では「Oh! Baby!」「ウインクの銃弾」の2曲で登場。客席から声を出せない事情があるので、アンコールがなく、「キンモクセイ」からすぐに最後の曲「ポニーテールとシュシュ」につなぐ流れのセトリに変わっていた。
ずっきーのパフォーマンスは以前と変わらず素晴らしかった。最近は生で観る機会がなくて、他のグループのメンバーに目移りすることもあったが、久々にステージ上でパフォーマンスするずっきーの姿とその輝きをみて、ずっきー推しになった最初の気持ちを思い出した。
MCのときになーみんがずっきー推しの人はずっきーばかり観てるから目が合わないと言っていた。自分も普段はもう少し全体を俯瞰的に見てる気がするけど、ずっきーは立ち姿からして美しくて、どの瞬間を切り取っても絵になるから、つい見入ってしまう。
僕夏公演はいろんなタイプの曲があるが、曲に合わせて、ずっきーは様々な表現をしていた。自分がとくに好きなのは「キンモクセイ」で、この曲は手の振り付けが特徴的な曲だが、ずっきーの手の動きが綺麗で、サビのところは手話のように優しく語りかける感じで、間奏の手の動きと目の視線は、花が咲いて香りを放つ瞬間のイメージが伝わってきた。
生誕祭の進行は同期のかなぶんで、手紙はずんちゃんからだった。手紙の内容は、前は仲良かったのにお揃いのスマホケースを自分が勝手に変えてしまったことがきっかけで、気まずい関係になったり変にライバル視してしまったこと、そして紅白落選の件で責任を感じているだろうけど、つらくなったら甘えてほしいといったことだった。
手紙の内容を聞いた後、ずっきーの目には涙があったが、今日は泣かないって決めたと言う。その後の生誕祭のスピーチは今までで一番安定していた。内容はだいたい以下のとおり。
18歳の1年を振り返って
・去年の生誕祭で語ったソロコンの夢が叶った。
・「失恋、ありがとう」のセンターに選ばれた。ファンのみんなが喜んでくれた。頑張るぞと意気込んていた矢先に、コロナウィルスが流行って、握手会等が延期になってしまって、もどかしい気持ちになったこともあった。しかし自粛期間中でも、#手洗いうがいAKB、OUC48のおうち配信、SHOWROOMでのずきライブなど、新しいチャレンジをすることができた。いろんな意味で濃い1年だった。
19歳はどんな1年にしたいか
・少人数の選抜の仕事に呼ばれる機会が増えた。嬉しいことだが、緊張してしまうので、自分の個性をみつけて、はっちゃけていけるようにしたい。
・紅白や東京ドームといったAKB48としての夢が沢山あるので、365日24時間AKB48に捧げるような強い気持ちで活動していきたい。
ファンの皆さんに一言
・会えない期間が長かったので、離れていったりしないか不安だった。
・SNSのコメントをみると、「失恋、ありがとう」を通して、好きになってくれた人もいる。
・ドボンやバトフェスで結果を出せて、ファンの皆さんの応援の力が大きくなっているのを感じた。
・ソロコンやシングルのセンターは一度切りで終わらせたくないので、これからも頑張りたい。
最後に言い残したことは?
・(しばらく考えた後)大好きです!
公演が終わり、お見送りがはじまった。立ち見だったので、自分の順番は早かった。メンバーの並び順はずっきーが最後で、声を出せないのでうちわでアピール。
「失恋、ありがとう」のオンラインお話し会の振替が来週あるので、そのときに生誕祭の感想などを直接伝えたいと思う。